2010年12月06日

宗旦忌

sotanki.jpg

宗旦忌のお茶会に行ってきました。裏千家、表千家等の基礎を作ったといわれる、千宗旦をしのんで開くお茶会で、毎年12月に開かれるようです。

今日は先生が一席点てるということで、我々弟子も水屋に行ってお手伝いをしました。

大きなお茶会でお手伝いしたことがなかったので、かなり足手まといになってしまいましたが、リーダー格の先生がとても人徳があり、お茶の先生には珍しくおおらかでかつ博識な方で、大変勉強になりました。

上の写真は床の間を撮ったものです。このようにお供えをして、花は最初のお席のときに亭主が切り花を持っていってお客さんの前で生けます。

お茶をやっていて、なんだか色々嫌なこととか面倒なことがあるので、趣味で楽しくない思いをするのも時間がもったいないかなと思いつつ、でもしがらみもあるしもうちょっとやろうかなと思ってずるずるきてしまいました。お茶会に行くと、やはり勉強不足だなと実感します。お茶は奥が深いというけれど、今のお稽古ではなかなかその領域に到達できないので、お茶の世界観というか、そういったものをもっと勉強したいなあと考えています。
posted by neko at 14:25| サンフランシスコ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 茶道の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月15日

夏時間初日と利休忌

今日から夏時間なので、昨夜の睡眠時間は1時間減。

にも関わらず、今日はお茶会(利休忌)と4月のイベントの会合のダブルブッキングでめっちゃ忙しかった。

お茶会は着物を着ていくので、朝から必死で着て、午後のお茶会に行き、帰ってきて着替えて、10分ほどで遅い昼食をすませ、そのまま会合に出かけて、帰ってきたら夜の8時。

脳は時差に対応してないので、まだ目がらんらんとしているし、明日からの仕事が辛そう。

お茶会は、七事式というのを初めて見ました。回り花から薄茶、そして且座式というのを見ました。客が三人と、亭主と半東さん。まずお次客さんが花をいけ、正客がお炭点前をし、三客(末客?)がお香聞きをして(匂うのではなくお香のたてる音を「聞く」らしい)、亭主が濃茶をたて、半東が薄茶をたてます。

こういうのをお茶会でやってくださる先生というのはなかなかおらず、社中さんは大変だったと思いますが、参加する側としては大変ありがたかったです。お道具はもちろん、先生のお人柄、お茶への造詣も深くて万事がすばらしいお茶会でした。
posted by neko at 14:30| サンフランシスコ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 茶道の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月18日

初釜

IMG_3389.JPG

今日は初釜でした。

この前の炉開きのときに色々あったのですが、今回もちょっとした問題が。詳しいことは書きませんが、はっきり言って大迷惑だったので、毎回お茶会にちゃんと行くのが苦痛になってしまいました。

稽古の中身より、その他諸々のことで人間としての忍耐力を必要とするのですが、それが茶道には大事なのかも、と思いつつ、しかし腹立つ、という世俗的な気持ちは消えません。自分のフリータイムに労力を使って嫌な思いをするか、自己鍛錬のためと割り切って頑張るか、どっちにすればいいのかまだ分かりません。

今回は長板お濃茶の亭主を努めさせていただき、それは大変勉強になり有り難かったです。祖母の形見の楽茶碗も、ようやくお茶会デビューさせることができました。

写真はお昼の幕の内弁当。Novatoの Masa Sushiというところの仕出し弁当です。少数にも関わらず、お店がお休みの日に特別オーダーで作っていただき、中も盛りだくさんでおいしかったです。
posted by neko at 10:29| サンフランシスコ ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 茶道の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

炉開き

今日はお茶の先生のところで、炉開きのお茶会を行いました。

お茶では11月から4月までが炉、5月から10月まで風炉といい、お釜の位置を動かします。(注:移動の時期は実際には10月後半や4月なかばだったりするようですが、うちの先生は月の変わり目に移動しています)。

炉になると、火がお客さんに近い位置になり、風炉だと、火が部屋の隅っこになります。この炉を開くときに行うのが炉開きのお茶会。本格的にするとお菓子は小豆餅でお道具は織部のもの、など決まりがあるようですが、うちの先生はそこらへんは適当。生徒の一人が季節の柿で作ってくれたお菓子と、お濃茶をいだたきました。

さて、私はお茶をはじめてからもう6、7年なのですが、ここに来て継続する意味を考えるようになりました。

以前はお茶名を取るまでは頑張ろうかなと思っていたし、なんかの修行みたいな感じで頭をまっしろにしてお点前に取り組むのがストレス解消になっていたのですが、最近、先生に対して違和感が募ってきたのです。

一言で言ってしまえば、「言動不一致」なところが気になるのです。

組織のリーダーでも一番大事なのは「軸がぶれない」ことです。これはお稽古ごとの先生でも同じで、軸がぶれぶれの人についていくのは、下にいるものの精神力が試されます。今まで個人的に好きだから・・・と思って色々我慢してきたのですが、最近は自己鍛錬が足りないこともあり、以前は流していたことが流せなくなってきて、お茶自体がストレスになりつつあります。

日本的な上下関係の法則でいけば、そういうのを乗り越えてこそ、芸事も身に付くのだとは思うのですが、それが我慢できないのは、アメリカナイズされすぎでしょうか。

私のお茶はまだまだなので、ここで辞めるのももったいないし、義理人情にも反するので、簡単に結論は出ません。しかも、先生は最近生徒さんを立て続けに失って落ち込んでいたので、私が今辞めるとか言える雰囲気でもないです。

はじめた時は単に日本的な礼儀作法を身につけて、着付けができるようになる、といういかにも花嫁修業的な目的しかなかったため、今後も身を入れてお稽古を継続するには、何らかの目的意識が必要になってきたようです。それでなくてもやりたいことはたくさんあり、時間は有限なのですよね。

物事は継続するのが最も難しい。しばらくこの葛藤は続きそうです。
posted by neko at 11:53| サンフランシスコ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 茶道の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月28日

初釜

IMG_1916.jpg

今日はお茶の先生のお宅で初釜がありました。

初釜とは新年を祝うお茶会で、普段お稽古で一緒にならない生徒さんたちと一緒にお茶を楽しめる貴重な機会でもあります。

おめでたいことなので、着物はちょっと華やかにピンクの色無地で、それに朱色の生地に鳳凰などの刺繍のほどこされた袋帯を合わせてみました。

ちなみにお茶事では侘びさびが大事なので、着物も渋めのものがよいのですが、そこまで揃えるには至っておりません。

今回は、気取らないお席ということで、午前と午後、二回とも薄茶お点前を行い、お昼には懐石をいただきました。近所で和食のケータリングをされている方がおり、おいしい本格的な和食でした。

私は一席目は半東さんという裏方役、二席目はお席に入ってお正客さんという第一番目のお客さん役をさせていただきました。普段お稽古でやらない役ばかりなので、ミスも多々ありましたが、勉強になってよかったです。

普段のお稽古も瞑想兼修行みたいな感じで楽しいのですが、やはりお茶会をたまにやると楽しいですね。皆さんと一緒にお茶の時間を共有できるのがお茶の魅力ですもんね。でもやはり、帯の締め方をすっかり忘れているので、再び着付けの勉強をせねば・・・。


posted by neko at 09:08| サンフランシスコ ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 茶道の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月09日

ハイスクールでお茶

先日、地元の高校で茶道のデモンストレーションのお手伝いをしました。

私立のカトリックの学校で、AP(Advanve Placement、英才教育クラスのようなもの)の生徒たちで、今年は日本について色々なことを学んでいるそうです。この学校のフレッシュマンは14歳なので、ものすごく子供っぽい子と既に大人っぽい子(主に女子)が一緒のクラスです。

同門の生徒さんのつてなので、その生徒さんが30人くらいの学生の前で薄茶のお点前をし、師匠がお正客、他に何人か学生さんたちがお客さんとなってデモンストレーションをしました。

私は普段人前で話す機会が多いということで、ナレーター。同時進行で色んな動作の意味を説明する役でした。

結構長い間、これといってクライマックスもなく進んでいくお点前を、皆が静かに見ているのが驚きでした。私立の学校だから家庭でのしつけもしっかりしたところが多いのかな〜と後から他の人と話していたのですが、アメリカのハイスクールの生徒って行儀悪いという偏見が吹っ飛びました。

笑ったのが部屋のあちこちにおいてある、レストランのメニュー見本みたいな粘土細工の数々。なんと美術のクラスでも日本をテーマに作品を作ろうということで、粘土でエビフライ定食とか親子丼とか作ったそうです。かなりうまい本物の見本みたいな出来のものもありました。ていうか考えることがすごいよな、アメリカの先生は。

久々にハイスクールの生徒と話して自分の若かりし頃を思い出してしまいました。14歳なんてこれから人生始まる年ですね。この生徒の中から一人でも、将来日本に興味を持って行ってくれる人がいたら嬉しいな。
posted by neko at 14:01| サンフランシスコ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 茶道の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。