2009年10月27日

アサーティブ・コミュニケーション

先週でボイストレーニングのレッスンが終わりました。最終回はリクエストして「アサーティブコミュニケーション(assertive communication)」にしてもらいました。

日本でもよく見る言葉ですが、意味は、「いいことも悪いことも、オープンに、率直に伝えるコミュニケーション」です。逆にアサーティブではない態度とは、「受け身」または「攻撃的」になります。

受け身にも攻撃的にもならず、自分の思うことを相手にどう伝えるのか、というのがアサーティブコミュニケーションの目指すところ。

アサーティブコミュニケーションには、以下の三つの要素が必要となります。
1心構え
2ジェスチャーなどの態度
3使用する言葉の選択

まず、心構えでは、「自分を信頼する」というのが最も重要です。自分の言うことには価値がある、と思わないと、つい黙って相手の言うことを受け入れてしまうか、逆に自信がなくて攻撃的になったりしてしまいます。アサーティブな人は、相手と自分の意見が違っても、違うことに自信があるので、違いをそのまま受け入れることができるらしい。

次にジェスチャーは、相手に対してオープンな態度、アイコンタクトはしっかり取り、しっかり落ち着いて話すこと。こういう態度を取るには、上記のような心構えが必要ですよね。

最後に文章を組み立てる際、意見が全く違う場合でも、「あなたは間違っている」というような相手を否定するような言い方はせず、「私の意見はあなたとは違うが、理由はこうです。その違いについて一緒に考えましょう」と、議論をして問題を解決できるような言い方をすることが必要だそうです。

アサーティブコミュニケーションのコツは、事実や経験に基づいた話や提案をすること。そして相手にとってどのような利益があるのか、これを行えばどういう結果が予想されるのかを説明すること。

実は中国にいた時、つい攻撃的になってしまい、壊滅的な結果を招いてその後処理に時間を費やしたという苦い経験があります。当時切羽詰まっていて、自分が正しいと思っていた私は、面子を大事にする中国人に向かって、「あなたのやり方は間違っている」とはっきり言ってしまったのです。最終的には私が仕事で結果を出したからよかったものの、当の本人にはかなり恨まれました。

こんな風に、私は受け身か攻撃的かのどちらかしかないので、アサーティブになるのは非常に難しいのです。でも社会で生きて行く限り、コミュニケーションが上手か下手かというのは死活問題。苦手と思わず、少しずつでも克服していくのが大事ですよね。

そんなこんなで、かなり有意義な投資となったボイストレーニング。後は教わったことを忘れず日々の生活で実践せねば。(三日坊主なので難しいのですがたらーっ(汗)
posted by neko at 13:29| サンフランシスコ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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